2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

映画を観ることと哲学することはどのように似ているか

東浩紀の『文学環境論journal』を読んだのは、 「早稲田文学新人賞」の審査員を東浩紀がやる、しかも一人でやる、 というニュースを聞いて、 さらにフリーマガジン『WB』のインタビューでは 「オレの考える文学は、いまぜったい勝てる自信がある!」 みたいな…

杉本博司 シャッター、フレーム、虚像

人間の眼を写真機という機械になぞらえてみると、 水晶体がレンズ、網膜がフィルム、瞳が絞りということになる。 ではシャッターは眼の何にあたるのだろう。 ● 原稿の締め切りになんとか間に合ったので、 じぶんへのご褒美もかねて 『白鯨』を読むという読書…

『白鯨』を読む13 こわいもの

よくある話なのかもしれない。 ● 小室哲哉の逮捕を機に、 globeの動画をネットでさがしてみたりして 「Anytime smokin' cigarette」(リンク) のなかでKEIKOの歌う姿をみているうちに、 熱が出て、ねこんだ。 ● 何年か前、ヴィスコンティの『ルードヴィヒ …