『白鯨』を読む02 カバー装着

いっそのこと、宣言しておこう。


ぼくは、『白鯨』を読了するまで、あたらしい本を、買わない



……と、昨日書き込もうとおもっていたのだけど
そのまえに近くの本屋にいって
S-Fマガジン』のジーン・ウルフ新しい太陽の書」特集号(リンク)と
東浩紀大塚英志の7年がけの対談集『リアルのゆくえ』(ほんと大塚さんは話題づくりが上手いなあ……、印刷二日前に自分のあとがき取りやめなんて)の二冊を、駆け込みセーフ的に買い求めた。
きょうはブックオフ酒見賢一がいつのまにか出していた新書『中国雑話 中国的思想』を買った。

ふぅ。


というわけで、いよいよ宣言。


ぼくは、『白鯨』を読了するまで、あたらしい本を、買わない


で、『白鯨』のほうは、とりあえずカバーを装着したところまでで、
まだ読んでなくて
きのうはレイ・ブラッドベリの『瞬きよりも速く』を読んだりしていた。


いま読み途中のものを放り投げるのは、ちょっと……。


などと弱気なことをいっていると、結局これまでどおり、読み始めることもできないわけで


ふんぎりつけます(と、また宣言してしまう)。


でも、シャロン・モアレムの『迷惑な進化――病気の遺伝子はどこから来たのか』は
とても面白くて、やめられそうにない。
これは小説じゃないからいいよね?(と、誰に確認をとっているのか)


こんなふうに『白鯨』を読むに際して
「まず身体をきれいにしてから……」という心境になるのは
たぶんそれなりの理由がある。


けど、それはまた明日書くことに。